坊の五分後の世界

ある男の出会い体験記です。女の子との出会いの成功・失敗を共有出来たらと思い自己満に綴っていきます。ブログという別世界で普段他人には言えない出来事を吐きだしたろーみたいな、そんなブログ。

ムチムチ女王様とのデビュー戦

待望のSM探訪記第二弾。

誰も待ってないか。
まーえぇ、自己満や。
 
第一弾
 
 
まぁ、これはSMじゃなくて痴女もんやろって意見もありそうやけど、入口として含めてしまいます。
 
 
そして今回の第二弾は、第一弾から1ヶ月後くらい。
俺は池袋にいた。
ついに「SMクラブ」と名乗る店に足を踏み入れたんや。
先に言っとくと、これは自分がSかMかを見つめなおし彷徨うアラサーの本音の感情を語る回なので、M男として捉えたときに大分お前は何様やという態度、表現もあるかと思う。
申し訳ないけど。うん。
 
たしか日曜出勤で仕事して、翌月曜を午前中打ち合わせして午後休みにして向かうみたいな動きやった。
霞が関の某巨大オフィスビルの前、テラスでランチをとるサラリーマン、OLの脇でS嬢を予約する、そんなやつがいた。俺や。
 
月曜の昼間から縛られに来るやつは少ないのか、あっさり目当てのS嬢が指名できた、写真やと色白ムチムチ20代前半で顔立ちは可愛い系でロリっぽさもありながら目力は般若的な、そんな感じ。
 
 
ホテルに着き連絡すると、15分くらいで行くからシャワーを浴びて待つように言われる。
 
 
ここで一悩みしたのが待ってる時の格好やった。
普通に服着ておくのか、パンツ一丁なのか、全裸なのか、タオルくらい巻いとくのか、ソファ座っとくのか、玄関に正座しとくのか、みたいな、まぁ正解とかは無いんやろうけど、どうしたらM男的にGOODなスタイルなんか、どうやって出迎えるんがS嬢が気にいる登場の仕方なのかみたいな、M男初心者の俺はそんなことばかりを考えて、初めて彼女を家に呼んだ中学生のように焦り緊張していた。
 
 
まぁ、結果、服とかは失礼やろう、でも全裸に正座までは俺には荷が重いなと、
パンツ一丁にした、、、普通か?
これだけは第三弾(続くんかいっ!)の時も悩んだ。
みんなどうしてる?
そんなん知らんか。
 
 
 
現れたのは写真の通りの子。
顔立ちは可愛い、黒髪ロングストレートで色白、クールな態度の20代前半の女王様。
「こんにちは、今日はどうされたいですか?」
「どうって、、、?」
「なんかイメージとか無いですか?」
この時にほんま俺ってヘタレやなって思ったんがあぁされたい、こうされたいみたいなんを恥ずかしくて伝えられへんねん、なに格好つけてんの?って感じやけど照れがあるんよな、まだまだやってんM男して。
 
「あの、いやらしい感じでイジめてください。」
「SM初めて?」
「はい、m性感やったら経験あります」
「m性感は?気持ち良かった?」
「良かったです」
「じゃ、アナルは大丈夫か」
 
 
 
黒のボンテージに着替えて出てきた彼女は目つき、話し方がS嬢のそれに変わっていた。
 
プレイ内容は特にというか、まぁ初心者用の感じなんちゃうかと思うので印象に残ったとこだけにする、縛り、ムチ、ろうそく的なんは一通りやったけど。
 
 
最初のご挨拶。ここでいきなりよろしくお願いしますの声が小さい、聞こえないと普通のサラリーマンとして言われて恥ずかしい、めちゃくちゃ現実的で常識ある注意をうける、情けない俺。
 
 
とりあえず立ったまま縛られる。
 
 
 
期待と緊張ですげー勃起してた。
 
 
数日間オナって無かったこともあり、溜め込まれたカウパーが白糸の滝のごとく垂れている、いきなり、何もしてないのに。
 
「ちょっとあなた、なに垂れてんのこれ」
当然、いきなりカウパー全快の俺に対してツッコンでくる。
当たり前である、S嬢として「毎日タイムカードを押す。」くらいの誰でもする仕事やろう。
 
 
でも俺は申し訳ないが、笑ってしまった、いきなりカウパーが出てる自分に照れたんや、その恥ずかしさを興奮に変えることは出来んかった。
 

そしてアナルそのままホジホジされる。
M性感で受けたアナル攻めよりだいぶソフトだったんで、まあこれは余裕やった。
一通り流れてフィニッシュに向かい手コキが始まる。
こちらからもしたかったんでクンニして良いか聞いてみる。
 
「ご奉仕したいんだ?でも私生理なんだけど、あなた生理は大丈夫なの?」
 
、、、
 
 
それは無理や。
はいともいいえとも言えない俺。
沈黙を察してか、パンツのまま顔に乗ってくれる。
ほんまにお気遣いすんません。
そしてそのままイカされる。
 
 
課題が多く残る試合だった。
 
一通りの攻め的なのはある程度耐えて楽しめた所は収穫として、ただなんかダメ出し系の言葉攻めに対して普通にイラっとする自分がおった、、、やはり器の小さいM男なんやろーか、てかただの変態なだけで実はそんなMちゃうんか?
 
終わった後、少しトークをする。
 
 
「どうしてSM来ようと思ったんですか?」
「なんとなく興味があって。なんで女王様なったんですか?」
「んー、前に付き合ってた人とするときに色々マンネリで試すじゃないですか。その時に両方したんですけど、攻められるより攻めるほうが楽しかったんで。泣き顔とか見たら興奮するんで」
「そうなんや、Mな人ってどういう人が多いんですか?」
「慣れてる人はすごい慣れてますね、あとは小さいときに虐待されてて、嫌だったんだけど気づいたらMだったって人が多いような気がする。」
 
 
、、、まじか。つまりはそのバックグラウンドの時点で俺は遅れをとっているってことか。[Mとしてはね]
地元で天才と呼ばれて行った都会の有名校で、全然自分よりうまいやつらに出会ったときの、そんな絶望に似た感覚が俺を包み込んだ。
あまりにショックで、絶対に質問してやるんやと決めていた待っている時の格好について聞くのを忘れてしまい、次回も一悩みすることになる。
 
 
道を見失いそうになりながら、それでも男は歩き続けるのだった。
 
 
第三弾へ続く
 
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